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2013年4月28日日曜日

イノベーションの源泉、あるいは可視的でないことへのフラストレーション

混んでいるところが昔から嫌いで、
GWは遠出せず地元で楽しむ。
いつもどおり。

池田信夫さんのブログ記事で
近代科学誕生についての本が
紹介されていました。


近代科学から現在のイノベーションへの連続性
が指摘され、スティーブ・ジョブズの有名な

Innovation is saying no to 1,000 things.

が示されていました。「否定的知識が近代科学を
生み出した」というのがエントリタイトルです。

多分、普通の人は1000ものことに「そんなのダメだ」
とは言いいません。でも、ごく少数の人はどうしても
そう言わざるを得ない。

卑近な例で言うと、この4月からの異動で着任した
部署は今までで一番、書類の整理ができてない
ところです。原因は大量の帳票を扱わない仕事
だからかな。生きてる書類と死んでる書類(電子データ
も)が一箇所にごちゃごちゃっと置いてあります。

普通の人は「こんなものかな」となんとなく仕事が
できるんでしょうけど、オレの場合は盲目の人が点字
ブロックなどのアシスト無しに移動するようなフラストレーション
を感じます。まぁ、脳がやや特殊なので。

仕方ないのでこの1ヶ月で大幅に整理しました。電子データ
についても来月にはNASを申請して導入する予定。

イノベーションて源泉は「フラストレーションを感じるか
ミスマッチに気づく」ことが大半なんだと思います。
ジョブズさんはフラストレーションの多い人生を生きたんだ
ろうなぁと思いました。普通の人は「ミスマッチに気づく」
というアプローチぐらいしかないんでしょうね。そのほうが
幸せだと思います。

2013年4月20日土曜日

自分に出会う

早いもので、新年度に突入して3週間経過か。
ホント、早いね。

1年間の研修から本業に復帰しました。
全く畑違いの部署です。

引き継ぎで概略を聞いていたのと、経験値が
そこそこ貯まっているので全く緊張感なく、
4月1日を迎えました。昔はすごく緊張したの
が懐かしいところ。

しかし、「業務は軽いだろう」という予想に反して
年度初め、相当やられました。理由は3つ。

・上司とオレの二人体制。この業務量なら3〜5人
いればなんともないけど、部署全体の雑務が振られ
てて、その量が結構ある。

・引き継ぎが…。若手から引き継いだせいか
作成された書類を見ても根拠資料が添付されておらず
いちいち聞かないと分からない。農作業用のトラクターで
移動してるような感じ。

・残業しづらい。部署のナンバー2がかつて強面でならした
ヒトで残業するなするなとプレッシャーがかかるのと、「こ
んな簡単な仕事で残業なんてしないよ」というプライドが
ひっかかってる(アホすな)。

久しぶりに仕事のことで悩みました。とにかく頭が疲れる。
「速度を上げて判断する(しかも大量に)」というのはオレの
いびつな脳だとハングアップしやすい状況なんだなとつくづく
分かりました。

で、色々工夫した結果、「InboxとTo-Doを物理的に分ける」
ことで相当ラクになりました。

朝イチでその日の仕事をInboxファイルからTo-doファイルに移した
ら、もうInboxファイルは見ない。To-Doだけに集中する。

同じ職場でこんなにガチガチにやっているヒトはいません。
でも、やるしかない。自分の特徴が分かっているからです。

昔と比べて本当にやりやすくなったなあと感じます。
「自分に出会えてよかった」。最難関の部署を断って、
唯一よかったことかな。

2013年4月16日火曜日

(周りによくいる)頭のおかしなヒト

職場は暖房が入らず、真冬並に凍える。
ここまでしてISO守る必要あるんだろっか。

昨年度は研修先で1年過ごしたのですが、
そこで極めつけに「頭のおかしなヒト」が
隣にいました。

彼は出向という形で来ていてプロパー
ではありません。はじめは物腰のおだや
かな人だし、地元の優良企業(銀行ね)
出身なんでそれなりにデキるんだろうと
立てていたんですが…。

時間が経つにつれ段々と頭のおかしな
ところを露呈しはじめました。

・締め切りに間に合わないのに時間になると帰る。
派遣先なのに別室に呼ばれて責任者
に怒られてました。50歳過ぎてるんですけど。

・自分のこだわりと上司の指示が抵触すると
こだわりを優先する。
上司が「文書のここを直してお客さんにメールしろ」
と指示してるのに大分、あーだこーだ言い訳してるなー
と思って見てたら直さずにお客さん(数百人)にメール。
これも別室に呼ばれてました。

・書類が整理できない
見た目上は整っているんですが、「あの書類出してください」
と上司から言われると机の中(整理されてない書類がぎっしり
つまった)を5分くらいかき分けて出す。

・発言がおかしい
だれからも支持の得られない発言をし続ける。「どうして分かって
くれないんだろう」という感じで訴えてくるので対応が疲れる。

広いフロアの端っこにいてあまり関わらなくて済むなら、のんびり
見てられるんですが、隣だったんで相当苦痛でした。周りもみんな
「早く帰ってくれ」しか言わない。

で、こういう人ってある種の障害の典型なんですね。理屈では
対応できない、できるだけ一緒に仕事をする機会を減らす
というのが防御策です。

ちなみに彼の2年目はみんなの総意で新採用社員以下の
仕事量で落ち着きました。よくこんなの送ってくるよ。

研修自体は楽しかったけど、我が人生の中で一番
頭のおかしなヒトと過ごした1年でした。


2013年4月14日日曜日

祝祭の終わりに

ずっと寒かったけど、最後は春らしい陽気に包まれたね、長岡。

日本選手権が地元長岡でありました。オリンピック終了後の地方巡業でしょうか。

中学のとき一緒に泳いでた彼(33歳)が出場するのと、こんな一大イベント見逃せなーいと思って4日開催のうち2日観戦しました。

結論から言うと、テレビのほうが見応えあるかもしれません。今回、一番高い席(プールサイド)で観たけど、真横過ぎて50m泳ぐ選手が通りすぎるのが楽しいくらい。あとは、普通の水泳大会と一緒。
観客席のほうがまだいいです。一応、競技終了後のイベントでアドバンテージがあるみたいだけど。いい経験になりました。

萩野くんがドラマを創ってくれて、北京のフェルプスくんのときのようにドキドキしながら楽しめました。4年前のときめきを思い出すような素晴らしい時間を味あわせてもらいました。感謝です。

また、バタフライの最先端を見せてもらいました。女子の星さんの泳ぎに刺激されて、できる範囲で取り組もうかなと久々にモチベーションがわきました。競うのはちょっと興味ないけど。

そして、後輩の彼ですが、日本記録保持者らしい、しっかりした泳ぎをしてくれたと思います。
最後までやりつくした納得感があったと思います。お疲れ様でした。

祝祭のサークルの終わりに立会いました。また、次のサークルが生まれるのを楽しみにしています。