混んでいるところが昔から嫌いで、
GWは遠出せず地元で楽しむ。
いつもどおり。
池田信夫さんのブログ記事で
近代科学誕生についての本が
紹介されていました。
近代科学から現在のイノベーションへの連続性
が指摘され、スティーブ・ジョブズの有名な
Innovation is saying no to 1,000 things.
が示されていました。「否定的知識が近代科学を
生み出した」というのがエントリタイトルです。
多分、普通の人は1000ものことに「そんなのダメだ」
とは言いいません。でも、ごく少数の人はどうしても
そう言わざるを得ない。
卑近な例で言うと、この4月からの異動で着任した
部署は今までで一番、書類の整理ができてない
ところです。原因は大量の帳票を扱わない仕事
だからかな。生きてる書類と死んでる書類(電子データ
も)が一箇所にごちゃごちゃっと置いてあります。
普通の人は「こんなものかな」となんとなく仕事が
できるんでしょうけど、オレの場合は盲目の人が点字
ブロックなどのアシスト無しに移動するようなフラストレーション
を感じます。まぁ、脳がやや特殊なので。
仕方ないのでこの1ヶ月で大幅に整理しました。電子データ
についても来月にはNASを申請して導入する予定。
イノベーションて源泉は「フラストレーションを感じるか
ミスマッチに気づく」ことが大半なんだと思います。
ジョブズさんはフラストレーションの多い人生を生きたんだ
ろうなぁと思いました。普通の人は「ミスマッチに気づく」
というアプローチぐらいしかないんでしょうね。そのほうが
幸せだと思います。