今週末はピザが食べたい。
こないだ帰りが会長と一緒になったので、
雑談がてら専門分野の一部であるTPP
について教えてもらおうと思って話題を振ったところ、
「TPPはできるだけ議論するのを避けているんです」
と、ややつらそうな顔で。
確かに、かまびすしいネタなので、結論ありきで、理由は
後付けみたいな「ああ言えば、こう言う」話に付き合わされる
ことがほとんどなんだろうなと思いました。ま、世間の話題は
「先に結論」というのはよくあることです(当然、他人だけで
なく自分も)。
しかし、それはそれとしてオレと会長の間柄なので、
いくつかの論点を巡り議論しました。
会長とは共通認識だと勝手に思っているんですが、「議論する」
ってのは自分で前提を調べて積み上げて、結論まで至った段階で、
それらの前提ひとつひとつ、あるいはそれらの前提のつなげ方が
妥当かどうかを複数人で検証する作業だと思います。
だから、「結論が(社会的正義の観点から)正しいかどうか」
やその人の社会的(あるいは政治的)立場は正直、どうでもいい。
会長とオレのTPPの認識は正反対だし、合意もないけど、議論は
成立してます。
参加者1人1人がきちんと調べて、よく考えてあり、「なにが論点か」が
絞られている議論に参加するのは楽しいことですね。
仕事であれば、「ああ言えばこう言う」的話は自らせざるを得ない
シチュエーションもあるけど、仲のよい友人との会話では自分からは
しないことにしてます。
だから、朝生はどれだけ興味深い話題でも、普段フォローしてる人が
出ていても主義として観ません。ディベートは軽蔑します。証明責任が
どちらにあるとかテクニックは参考にするけど。
ただでさえ、狭い世間をさらに狭くしてますが、狭いままで一生終わりたい
気持ちです。
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